メタネーション装置、水素発生装置
先端技術によるCO2削減で環境保全に貢献します。
メタネーションとは、産業施設で出た排ガスから回収した二酸化炭素と、再生可能エネルギーを用いて製造した水素を、触媒を用いてメタンを合成するシステムです。
メタンは天然ガスと同じですので、世界中に普及している天然ガスインフラに適用することができます。そのため、大量の二酸化炭素排出削減およびカーボンリサイクル社会の早期実現に寄与する技術となります。
当社はメタネーション技術の開発を1993年から取り組んでおり、現在は石炭火力発電などから排出された二酸化炭素を有効利用システムの開発プロジェクトや清掃工場から生じるCO2のメタン化プロジェクトに取り組んでいます。
これら取組を進めていくことで、循環型社会形成に寄与する技術開発を加速化させ、脱炭素社会に向けて貢献していきます。
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技術・研究・製品の特徴
・触媒を用いてメタンを合成するシステム・大量の二酸化炭素排出削減およびカーボンリサイクル社会の早期実現に寄与・脱炭素社会に向けて貢献していきます - その技術で世の中の問題がどの様に変化するか
メタネーションとは、産業施設で出た排ガスから回収した二酸化炭素と、再生可能エネルギーを用いて製造した水素を、触媒を用いてメタンを合成するシステムです。
メタンは天然ガスの主成分となりますので、世界中に普及している天然ガスインフラに適用することができます。
ここでメタネーションを行う際に、火力発電所などから排出された二酸化炭素を回収し、再エネ電力で生成したCO2フリー水素をもとに、メタンを合成することで、カーボンニュートラルな燃料とすることが可能です。
このようなカーボンニュートラルメタンを利用することで、従来のガスインフラを活用しながら、脱炭素化に貢献することができます。 -
用途(使用)例または将来的な活用例
今後の展望:
メタネーション技術を用いることで、化石燃料消費社会から再生可能エネルギー利用および炭素循環を行う社会へ転換できるよう取組を進めていく。
日立造船株式会社
CCS,CCUS Hydrogen,Ammonia団体情報
セミナー情報
再生可能エネルギーからの水素およびCO2有効利用のためのメタネーション技術
Hydrogen,Ammoniaセミナー概要
カーボンニュートラル社会実現のための再生可能エネルギーの貯蔵・輸送・利用およびCO2の有効利用のための炭素循環技術。再エネからグリーン水素を製造する水電解技術、ならびに産業施設等から回収したCO2を、グリーン水素と反応させて、既存インフラに適用可能なメタン燃料に変換するメタネーション技術について紹介する。
セミナー日時
15:00~15:20
登壇者
日立造船株式会社
開発本部 PtG事業推進室 技術開発グループ長
泉屋 宏一 氏